中庭のオレンジ

おすすめ本

吉田篤弘先生の作品です。こちらも素敵な短編集がたくさんあります!

つい微笑んじゃう度   ★★★★★

これもね、探しに探し回ったんですよ。本屋さんに全くなくて。月とコーヒーを読んだ後に「中庭のオレンジも月とコーヒーと同じ短編集ですよ、よかったです」と聞いていたので読みたくて読みたくて、欲しくて欲しくて…。月とコーヒーは店頭にあるのに中庭のオレンジだけはないんですよ…。ないと分かると余計に欲しくなるっていうのが人間の性ですかね(ಡωಡ)2か月くらい探したのかな、どうしても見付からないので楽天で買いました(*´∀`)お店に行かなくても手元に届くし、良かったです。


感想としては、やはり買って良かったなあ、と思うものでした!わたし的には

〇 中庭のオレンジシリーズ
〇 カウント・シープ#5391
〇 水色のリボン
〇 神さまの妹
〇 常夜灯が好きな天使

これらの話は特に好きですね。カウント・シープなんて夢の中に出てくる羊が主人公で話が進んでいくんですけど、本当に面白いんですよ。5391番目の羊は番号の若い羊が羨ましいけど、番号の若い羊たちはそれはそれで苦労しているんですよね|ω·`)自分が羨ましいと思っている人たちだって、きっと苦労はある。と思えることの出来る話でしたね、1番好きな話だったので印象に深く残っています。

常夜灯が好きな天使も面白かったんですよ。天使にとっては人間界のものって珍しいんですよね。天使の仕事をしつつ、人間界のものに興味を持つ天使が可愛いな~と癒されました。

中庭のオレンジは恐らく文庫本はなく、単行本のみのようです。そして電子書籍もなかったので読みたいと思ってくださった方は是非、単行本で読んでみてくださいませ!月とコーヒーのリンクも一緒に貼っておきますのでこちらも良ければ(*´ω`*)



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