人魚が逃げた

おすすめ本

青山美智子先生の作品です。年末に入手して手元に置いておき、年明けに1番に読み始めました。わたしの2025年の最初の読破作品です(*’▽’)

あらすじとしては銀座の歩行者天国の中にアンデルセン作の人魚姫の王子様が現れて「人魚を探している」とテレビの前で言っちゃうところからSNSで拡散されたところから話は始まります。そこからその銀座の歩行者天国に居る様々な立場の人たちのお話がありますが、わたしは最後の理世さんのお話がとても好きでした。

最初の恋は愚かはとってもハラハラしました。ど、どうなるの…?本当にそれでいいの?なんてまるで我が子を見守るような親の気持ちで読んでいっていました( *´艸`)その話が最後の君は確かに繋がっているんですけど、それに出てくる紗奈の話もとっても良かったんです。何というか、胸がほっこりするところもあれば、「ええ!?」って思うようなものもあり、最後はまた親のごとく我が子を見守るような気持ちになり…。最後のエピローグで事の真意が分かった時、本当に「紗奈ちゃん、良かったねえ」って思えました。とっても素敵だった…。

長い長い夢を見ていたような本でした。結局銀座に突如現れた王子とは何者だったのか、そして、そこに居た人たちのお話も是非是非楽しんで欲しいです(*’ω’*)

そんな人魚が逃げたはこちらから購入出来ます!発売されて日が浅いので文庫本はありません( ;∀;)電子書籍はありますので、そちらもどうぞ!



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