凪良ゆう先生の作品です。初めて先生の作品を読みました。
切なさ度 ★★★★★
読んでいてとっても切なくなるお話しでした。愛媛県の島に住む少年と少女、その2人がどんな青春時代を送り、どんな苦しみに耐え、どんな結末を迎えたのか。それはとても切なくて悲しくて、でもどこか幸せな気持ちもある、そんな不思議なお話です。
決して人様に堂々と言えるような家庭環境でない櫂と暁海。そんな2人の幼いながらもお互いを思いやっていく姿になんだかなんとも言えない気持ちになりました。ほっとしたわけではありませんが、きっと2人にとっては幸せな人生だったのでしょう、と思えるようなお話です。文章がとても綺麗なのですらすらと読めました、描写が美しいからこそ、この2人が苦しい時の話も綺麗なものを見ているような感覚にとらわれました。実際自分がその立場に立つと、苦しく感じるかもしれないのに。
ともあれ!個人的には暁海が櫂と共に生きることを決断してくれて、とても嬉しかったですし、それをフォローしてくれた北原先生にも凄く感動しました。第3章まで読んだ後にまたプロローグに戻ってもう1回読み直したりして深く、深くこの物語の中に入れた気がします。このお話の舞台がわたしの地元なせいもあるかもしれません(*´ω`*)
わたしはまだ見てないのですが、星を編むが続編なんですかね?個人的には皆に幸せになって欲しいのですが、どのような物語になっているのでしょうか…!楽しみでわくわくしてしまいます!読んでいる間、ずっとmiwaさんの夜空が頭から離れませんでした…笑
そんな汝、星のごとくはこちらから購入できます!漫画もあるみたいですよ(*^^*)
電子書籍版はこちらです!
星を編むはこちらです~!
コメント