舟を編む

出会った本たち

三浦しをん先生の作品です。

SNSでも言ったのでしつこいと思われるかもしれませんけど、三浦しをん先生をずっと三浦をしん先生だと思っていました…。とても変わった名前だからどんな作品を書かれているんだろうっていつも思っていました…( ;∀;)今回このお話を読んでみて、ゆびさきに魔法もどんな素敵な話なんだろうって今からわくわくしています(*^^*)

舟を編む…出版社の営業部員・馬締光也は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書『大渡海』の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。

と、文庫本の裏側には書かれてあります。このお話、馬締くんが辞書編集部にスカウトされるところから始まるんですよね。わたしは最初、荒木さんが主人公だと思ってました。でもこの人、外部の方でした。正社員は馬締さんと西岡さんだけ( ´艸`)馬締さんもなかなかの変わり者で面白いんですけど、個人的に西岡さんみたいな人も好きなんですよね。

それでこの話、時系列できちんと話が進んでいくんですけど、もちろん辞書の話だけではないんですよ。恋の話もあれば結婚、軽く書いてあるだけですけど出産もあったり…。そして病気や死…。最後の方になると「ああ、やっぱり…」と思っていたことが当たってしまって残念な気持ちになることもありました。それがまた、三浦先生の書き方が好きでとても読みやすかった…!

そしてわたしも小学生の頃、暇な時間に辞書を読んだりしたこともあったので、この話を読んでいると「そうやって辞書が作られていくんだ…」って思ってそう思うとこう…感慨深くなるというか、ただ単に言葉の意味だけを書き連ねてあるものではなくて、その人たちの思いや、そして辞書を使うわたしたちのことを考えて作られているのが伝わってきて、なんだかほっこりとしました。自分たちの作業が本になるって、どれだけ嬉しい気持ちになれるんだろうってほわーんとしました…。

そんな舟を編むはこちらから購入できますよ~!



まさか!DVDもありました!良ければどうぞ~!Blu-rayもあります!



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