月の立つ林で

おすすめ本

青山美智子先生の作品です。これはもう…。青山先生の良さがものすごく引き立った作品だと思います。

青山先生のいいところって、わたしが勝手に言うのもなんなんですけど、色んな立場の人間の思考が繊細に描かれているところだと思うんですよね。今回は役職のつきそうな女性、突然娘の結婚を知った男性、芸人を目指す青年、悩みを抱える高校生…年齢層が色々なんですよ。わたしは役職のつきそうな女性にも、最後のアクセサリーを作る女性にも共感したし、悩みを抱える高校生の話も共感が出来ました。ああ、わたしも昔はこうだった…。なんて考えていました。

それでですね、正直わたし、義実家のことで悩んでまして…。離婚も正直視野に入れて考えるほど悩んでいました。そしたらちょっと最後のアクセサリー作家さんの境遇がわたしに似ていて!その方も旦那さんから離れることを考えたりしていたんですよね。でも、結局自分が何かあった時、助けてくれた人、自分にとって「よく知らん人」だとしても自分を助けることにつなげてくれた人が居るっていう話だったんですよね。もう涙がつー、と流れてしまって。わたしも早まらずに、今の環境にも感謝して生きていきたいなって思うことが出来たんです。

本当に青山先生の作品ってすごい。癒されるだけじゃない、本って、自分に必要なものが必要なタイミングで読めたりすることがあるんです。わたしもこうして紹介をしていますけど、見てくださった方が例えばたまたま「雪那が推してるから読んでみようかな」なんて気持ちでぽちったものが、自分の心に響く本だったりするかもしれません。そう思ったら運やら縁やら本って本当にすごいな~って実感します(*’ω’*)

そんな月の立つ林でをオススメする方はこういう方たちです!

色んな主人公たちの気持ちを読み取りたい方
旦那さんや義実家の関係に悩んでいる方
月が好きな方
学生時代、家族関係で悩んでいた方
娘さんが妊娠した方

本当は全員におすすめしたいんですがね、ちょっと絞ってみました(*´ω`*)これにあてはまる方以外の方にも実におすすめなので是非読んで欲しいです!

購入はこちらからできますよ~!電子書籍版もおいておきます。



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