村田沙耶香先生の作品です。
自分とは違う考え方があるのが分かる度 ★★★★★
コンビニ人間、SNSでとても面白いと反響のあった本です。本屋さんで見かけたので即購入しました。それを買いながらウハウハ!どんな話なんだろうと思いながら本のページをめくっていきました。
コンビニで働く恵子。彼女は幼い頃からわたしたちとは考え方の違った女の子でした。死んでしまった文鳥を食べようと言ったり、クラスメイトを静かにさせるために殴ったり…。そんなことをしてしまう恵子だったけれど、両親や妹を悲しませないために一生懸命周りに合わせて自分と歳の近い人の持ち物を真似したり、言葉を真似したり…。でも分かります、話し方は周りの影響を受けやすいと思うんです。
そんな恵子の前に現れた縄文時代の男(笑)彼と出会って恵子は「そんな考え方もありますね」なんて受け入れてしまいます。わたしなら絶対受け入れれない!「きっも!」で終わってしまう話ですが…恵子は純粋なんですよね~(*´ω`*)
でも、恵子がコンビニから離れてしまって、そこから読むのが悲しくなっていきました。あんなに生き生きと働いていた恵子なのに、どうしてそんな生活になってしまったのか…。でも最後に恵子は自分がどんな人間か、はっきりと分かって相手にも伝えられたから良かったです(*^^*)続編があるなら読みたい~!新コンビニ人間とか出ないかな~(*’▽’)
そんなコンビニ人間、本当におすすめです。自分と違った考え方の人間に「なるほど、そういう考え方もある」と思います!(自分はそうはなりませんが…)そんなコンビニ人間はこちらから!電子書籍も紹介しています(*’▽’)
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