嘘をもうひとつだけ

出会った本たち

東野圭吾先生の作品です。

意外な真実度   ★★★★★

ミステリーとか推理ものは正直苦手なんですが、この作品はさくさくと読めました!加賀刑事という刑事が色んな事件を解決していくお話なんですけど、どの話も一癖二癖あって「ええ!そういうことだったのか…!」なんて思わされることもたくさんあります。最初の出だしでバレエの話だったのでバレエのことなんてよく分かんないよ…と思いながら読んでいましたが、そのバレエのことや練習方法なども生かされた話になっていて分からないわ~、で終わらない結末になっていました。

そもそもが犯人は分かっている状態でのスタートなんですよね。文に「この人が犯人だ!」と書いてあるわけではないのですが、メインの人物はもう事件に深くかかわった人のみになっているので、明らかにこの人が犯人なんだよな~、でもトリックも分からんし、どうやって…、と頭を悩ませていました。中には意外な真実が隠されていて、「それでか…!」なんて納得できるものもあったり…!

読みやすかったし、ミステリーはあんまり好きじゃないんだよ~っていうような人にもおすすめ出来る本です、面白い!東野圭吾先生はミステリーだけじゃないんですけど!?なんてSNSで指摘されたりもしましたが、それだけ東野先生の作品は愛されてるってことなんですね、すごいな~(*´ω`*)

わたしの読んだ嘘をもうひとつだけ、こちらから購入できます。電子書籍版が中国語しか見付けられず…書籍のみですみません( ;∀;)


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