青柳碧人先生の作品です。
意外度 ★★★★★
この本はもともと書店でよく目の付く場所に置かれていたので目にはついていたのですが、今まで読んでなかったんです。他に読みたい本がたくさんあったのでついついそちらに目が行きがちで…。ただ、今回また目に入ったので「これは読めよという教示だな」なんて思って手に取って読んでみました。
読んでみたのですが、予想以上に面白かったんです。最初は赤ずきんちゃんが殺人事件を解決していって、その目的の場所におばあさんが居てクッキーとワインを届けるんだな、って思っていたのですが、それも違っていたんですよ…。そもそも、殺人事件を起こす犯人も、その犯人たちの内輪の関係性とかも「あり得る！」って思って楽しく読めましたし、推理もこの世界の常識の推理じゃなくて、その赤ずきんちゃんの世界観での推理なんですよ。だから魔女が居て魔法を使えることを前提とした推理があったりするんですね。それがまた面白いし、わたしの頭では推理は出来ませんでした(‘Д’)
そして最終章の手前ですよ！まさかの赤ずきんちゃんの旅の目的が分かって…。「えええ！？」って思わず口に出しちゃいそうになりました(;’∀’)でも読んでいたらね、「これは赤ずきんの話を捻じ曲げてる」とか、全く思わないんですよ。だって絶対あり得そうな話にされているんですもの。最終章だって、絶対あり得たよね！？って思える展開でしたし、個人的にはヘンゼルとグレーテルの話と最終章のマッチ売りの少女の話が凄く好きなんですけど、ああ、こんな風に面白く出来るお話があるんだ…と読んだ後に呆けてしまった本でした！
何やら実写化していたようで…。わたしはこれを読みながら「これ絶対アニメ化にして、この原作に忠実なストーリーにしたら絶対更に売れる！」と思いました。なので、アニメ化希望でーす(・ω・)ノ 他のシリーズも出ているのでまた読んでみたいと思いました！
そんな赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。はこちらから購入できます！電子書籍も是非是非！
コミックはこちらになります！
こちらは映画のBlu-rayになります！橋本環奈ちゃん、可愛い～(*´ω｀*)
コメント