今回は吉本ばなな先生のキッチン、柚木麻子先生のねじまき片想い、寺地はるな先生のほたるいしマジカルランドの紹介をします!
キッチン
←こちらが書籍版で、→が電子書籍版になっています。
しんみり度 ★★★★★
キッチンを手に取ったきっかけとしては、吉本ばなな先生が有名で、このキッチンというタイトルの本も有名だからです。有名な先生の本は読んでおかなくては!なんて思って本屋で購入しました。内容としては…人がよく死ぬな…、と思いました。でも、それで残された人たちは?どうやって生きていくの?というのがテーマなような気がします。一緒に収録されてあるムーンライト・シャドウも似たようなお話で、大切な人たちが死に、残された人たちの生きざまを描いていると思います。わたしはキッチンも好きですが、ムーンライト・シャドウの方が好きで、こちらは少し夢見がちな設定も入っているんです、それがすごく好きで(*’ω’*)
ねじまき片想い
←こちらが書籍版で、→が電子書籍版になっています。
推理度 ★★★★★
ねじまき片想いも、最初の方を読んでいるとまさかの主人公の宝子、そんな可愛い見た目と性格してただのストーカー!?と思ってびっくりしたの1番印象強いです(;’∀’)でもそれだけではなくて、その大事な人の周りに起こる事件を解決したり、本業である仕事もしっかりとこなしていたり…とても読みやすくて見ごたえがありました!ただ、わたしの本音を入れると他の人とくっついて欲しかった~…!あの人とくっついて欲しかった~!という人が居ます( *´艸`)でもこればかりは運命なのでね、最後の結末まで面白かったですよ~!
ほたるいしマジカルランド
←こちらが書籍版で、→が電子書籍版になっています。
幸あれ!と思う度 ★★★★★
ほたるいしマジカルランドも、そこで働くスタッフのそれぞれの境遇がお話になっていてとても面白かったです。わたしが1番好きなスタッフは篠塚八重子さんです。お掃除のおばちゃんなんですけど、彼女は過去の自分を悔いて今を一生懸命生きているんです。そんな姿におばちゃんだろうとただの清掃員だろうと心奪われました。反省して前に進むって凄く大事なことですよね。山田さんも山田さんの奥さんもお茶目で凄く好きなんですけど、わたしの中では八重子さんが1番です。八重子さんに幸あれ!と心の中で何度も思いました。
どれも面白く、前を向いていけそうなお話です。是非、手に取ってみてくださいませ(‘ω’)ノ
コメント