青山美智子先生の作品ですね。
案内所に迷い込みたい度 ★★★★★
これは鎌倉が舞台になっている物語です。人生の選択や今の生き方に迷いがある人がふらりと迷い込んでしまうのがこの鎌倉案内所。そこで出会う不思議な双子のおじいさんや謎のアンモナイトのような生物…という名の所長さん。困ったときのうずまきキャンディもわたしは食べてみたいですねー(*゚▽゚*)
わたしは特に好きなのは2007年巻き寿司の巻、2001年ト音記号の巻、そして最後の総まとめとなった1989年ソフトクリームの巻です!
特に巻き寿司の巻は好きな言葉はたくさんありすぎてノートに書ききれず、結局読書用の新しいノートを買いました(≧◡≦)とある作家さんがどの話にも出てくるのですが、その作家さんの言葉がじんわりとわたしの心には響きました。作家さんってきっと、どんな人が読んでくれるのかな、読んだらどんな感想を抱くのかな、とかは考えられると思うんですけど、その1読者に「わたしに向けて書いてくれたんじゃないかって思いました」なんて言われても「え?」としか思えないと思うんですよ……多分。でもその作家さんはその読者さんの気持ちを汲み取って「そうだよ、あなたに向けて書きました」って。しかも「読んでくれてありがとう」なんて…。そんな風に言われたらもう号泣ものですよね。涙が止まらなくなります( p_q)すぐ感情移入しちゃうのでもう涙うるっうるでした笑
ト音記号の巻も思春期によくあることだな、と思いながら読み進めていたんですけど、本当に大事なものが何か気付けて、失う前に行動が出来て本当に良かったです…!まるで我が子を見守るように読んでいました(*´∀`)
最後のソフトクリームの巻。ここであの作家さんのことが分かります。読んでいて「そうだったんだ…」「諦めないって大事なんだ…」と思えました。こんな素敵な話が読めてわたしは最高に嬉しいです…!そんな青山先生の鎌倉うずまき案内所はこちらから購入できますよ~
電子書籍版はこちらから(*’ω’*)
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