ものがたり洋菓子店 月と私

出会った本たち

野村美月先生の書かれた可愛らしい物語ですね。

洋菓子食べたくなる度   ★★★★★

洋菓子食べたくなる度は★5!これ読んだらクッキーもタルトもケーキも…何もかもが食べたくなってしまいます( ¨̮ )

恋愛の話はさておき、この本はお菓子屋さんのお話です。ストーリーテラーの居る洋菓子店。シェフは可愛いお姉さん、またもや可愛らしい妹にバイトの男の子とパートのおばちゃんたち。皆がなしえるこのお店はとても素敵に感じました。実際にあるんならわたしだって行きたいくらい。

もうねオシャレな言葉が連発しているんですよ。わたしは読んでいくうちに分からない単語や言葉があると付箋をして翌日調べているんですけど、この本はもう分からない言葉が多すぎて調べまくってました、それもカタカナのお菓子の名前。覚えきれないくせにどれも美味しそう…!だなんて思って。

そして節々のタイトルがまた食欲をそそるんですよ。ほろほろの…とか、ざくざくな食感…とか…。口の中で溶けるほろほろのクッキー、とか…。この本読んですぐに洋菓子店に行きたくなったくらいです、野村先生の文章の書き方がね、本当に洋菓子の美味しさ、愛らしさを絶妙に表現しているんです…!

美味しそうだけじゃない、恋愛のお話にも注目ですよ。さっき少し書きましたが学生同士の恋愛の話。面白くて笑ったとこもあるし、胸がきゅーんってなったりもしたし、「そうだそうだー!」なんて同調してしまうところもありました。一方で大人の恋愛の方ももう胸がぎゅーっと締め付けられて…。分かる、分かるよ、自分のせいだって思っちゃうよね…ってなって…。

読み終わった後は夢から醒めてしまった感じでしたね。そんな野村先生の「ものがたり洋菓子店 月と私」はこちらから購入できます。ちなみに月のクッキー缶の中身の名前を見るだけで凄くほわわーっとしてしまいました。


ここまで来て知りました…。これ、前後に「ひとさじの魔法」と「さんどめの告白」があったんですね。わたしが読んだのは「ふたつの奇跡」です。「さんどめの告白」になると遂に…ついに…!?と妄想してしまいますね。まだわたしは読めていませんがリンクを貼っておきますね。



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